信号機のない横断歩道の安全確保について
[2019年9月3日]
[2019年9月3日]
◆減速義務
「横断歩道に近づいたとき、横断する人がいないことが明らかな場合のほかは、その手前で停止できるように速度を落として進まなければならない。」
◆歩行者優先義務
「歩行者が横断しているときや横断しようとしているときは、横断歩道の手前で一時停止をして歩行者に道を譲らなければならない。」
※道路交通法においてこのように定められています
道路上に白色のペイントで標示されているダイヤ型のマークは、この先に横断歩道または自転車横断帯があることを知らせる道路標示です。
横断歩道標識とダイヤマークの道路標示を見つけたら、その先に横断歩道があります。いつでも止まれる準備をしましょう。
◆道路横断中の事故
自動車と歩行者との交通死亡事故の約7割が道路横断中の事故となっており、歩行者の横断中死亡事故の約7割が横断歩道以外で発生し、その多くに歩行者の法令違反も認められる状況があります。道路を横断するときは横断歩道を横断しましょう。
◆安全の確認
車両には死角があります。運転者が歩行者を見落としているかもしれません。横断歩道を渡るときは、運転者が自分に気づいているかアイコンタクトを行うなど、安全を確認してから渡りましょう。
横断歩行者妨害違反の取締り
警視庁では、車両等の多くが、進路前方の横断歩道で歩行者が横断しようとしているのを認めながらも、横断歩道の直前で一時停止をすることなく進行していることから、横断歩道における歩行者保護の意識向上と横断歩行者妨害違反による交通事故を防止するため、横断歩道における横断歩行者妨害違反の指導取締りを強化します。
■反則金 9,000円(普通車)
■違反点 2点
警視庁公開交通取締りホームページは、こちらをクリックしてください。
横断歩道は歩行者優先です