清流保全条例施行に伴う湧水及び合流点の水質調査
[2020年8月5日]
[2020年8月5日]
秋川、平井川、多摩川の水質に影響を与える湧水や河川、水路の計15か所において、年1回、あきる野市清流保全条例に基づき水質調査を実施しています。
検査項目 | 環境基準 | 検査項目内容 |
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水素イオン 濃度(pH) | 6.5以上8.5以下 | 7が中性で、それより大きい場合はアルカリ性、小さい場合は酸性。 |
生物化学的 酸素要求量 (BOD) | 1mg/l以下【AA】 2mg/l以下【A】 | 水中の有機物が微生物によって分解されるときに消費される酸素の量のこと。数値が大きいほど汚染の度合いが大きい。 |
全窒素 | 基準なし | 水中に含まれる窒素化合物全体を指す。動物及び植物に由来するため全ての水に含まれるが、数値が高くなると水の汚濁や富栄養化の目安となる。 |
アンモニア性窒素 | 0.1mg/l以下 (表流水中の 参考値) | 水中のアンモニウムイオンに含まれる窒素のこと。有機窒素化合物の分解、工場排水、下水及びし尿の混入によって生ずる場合が多い。 |
大腸菌群数 | 50MPN/100ml【AA】 1000MPN/100ml【A】 | 大腸菌及び大腸菌と極めてよく似た性質を持つ細菌の総称。し尿汚染の指標として広く用いられている。数値が大きいほど汚染を受けた可能性が高いとされている。 |
※単位について
・mg/l(ミリグラム毎リットル)・・・検水中1リットル中に何ミリグラム含まれるかを示す。
・MPN/100ml・・・検水100ml中に含まれるコロニーの最確数(MPN:Most Probable Number)を示す。
※基準値について
河川の水域類型によって基準値は異なる。現在の類型については次のとおりである。
秋川・平井川・養沢川・・・AA類型 基準値の後ろに【 】として示す。
なお平成29年4月1日より、平井川・養沢川はA類型からAA類型に変更された。
調査結果