生物多様性あきる野戦略
[2019年1月10日]
[2019年1月10日]
生きものたちがもたらす恵みは、私たち人間が生きていく上で必要不可欠のものです。あきる野市は、都内にありながら、多くの動物や植物などが息づく自然が豊かなまちです。生物多様性あきる野戦略は、この豊かな自然環境を保全し、持続させることにより、地域の活性化を図り、かけがえのない自然環境を次世代を担う子ども達に継承することを目的としています。
生物多様性における望ましい姿のイメージ図
「美しい自然と生物多様性の恵みにあふれ、その恵みを大切にしながら、みんなで守り育て伝えていくまち」
生きものたちは、奥山や里山、川、農地、街なかの緑地など、それぞれの生息・生育に適した場所に、食物連鎖や共生・寄生といった関係を持ちながら存在しています。
このように、多様な生きものが互いに関係しながら暮らしていることを、生物多様性といいます。
私たち人間が日々の暮らしに必要とする食料や水などをはじめ、気候や川の水量の調整、水質を浄化する機能、レクリエーションの場や癒し効果を与える心理的なものなど、これらは全て生物多様性の恵みによるものです。
生物多様性は、私たちの生活を支える基盤でありますが、時代の変遷とともに、劣化や喪失などの危機を迎えており、将来に渡って維持していくための対策が必要な状況となっています。
生物多様性の保全と活用のための戦略(生物多様性あきる野戦略)が必要です。
(1)(仮称)生物多様性保全条例の制定 → 「あきる野市生物多様性保全条例」を制定しました
(2)あきる野市版レッドリストの作成 → 「あきる野市版レッドリスト」を生き物の分類ごとに作成しています
(3)カントリーコードの設定
(4)(仮称)あきる野生きもの会議の設置 → 「あきる野市生きもの会議」を設置しました
(5)実施計画の策定 → 「あきる野市生物多様性地域連携保全活動計画」を策定しました
生物多様性あきる野戦略
生物多様性あきる野戦略 ~概要版~
また、以下の市の公共施設でも冊子版をご覧いただけます。