子宮頸がん予防ワクチン(HPV感染症)の積極的勧奨の一時中止について
[2015年6月30日]
[2015年6月30日]
平成25年6月14日に厚生労働省から東京都を通じて、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な痛みが子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの接種後に特異的に見られたことから、同副反応の発生頻度等がより明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではないとの通知がありましたので、子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの接種については、積極的な勧奨を一時中止しています。ただし、子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの定期接種を中止するものではありませんので、接種を希望する定期接種対象の方は、無料で接種を受けることができます。
接種をご検討中の方や接種をすでに開始されている方は、下記厚生労働省のホームページをご参照いただき、接種の有効性とリスクを十分にご理解いただいた上で、保護者の方と相談するなどして、接種するか接種を見合わせるかどうかをご判断いただきますようお願いします。
子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの接種についての相談にお応えします。
※行政に関するご意見・ご質問は受け付けておりません。
※本相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間業者により運営されています。
協力医療機関及び専門医療機関一覧について(別ウインドウで開く)(一覧に記載した連絡先は、当該医療機関に受診する際の問い合わせ先です。)
選定された協力医療機関及び地域の医療機関の医師等に対し、より身近な地域において適切な診療を提供するために、専門の医師等による研修を順次実施予定としています。
(参考)平成26年9月29日付け健康局結核感染症課長通知「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関の選定について」
子宮頸がん予防ワクチンを接種した後に、気になる症状が出たときは、まずは接種医療機関など、地域の医療機関にかかっていただくようお願いいたします。