檜原村人里地内に計画されていた産業廃棄物等の焼却施設について、事業者が東京都に提出していた「一般廃棄物処理施設及び産業廃棄物処理施設の設置許可申請書」を令和5年4月10日に取り下げ、計画は白紙撤回となりました。
取り下げの理由は、令和4年5月31日付けで檜原村長名によって東京都知事へ提出しておいた意見書の中のひとつである、施設の冷却等に使用する水の確保が出来ず計画を断念したとのことです。
檜原村では、当初から使用する水の量に着目し、村の水道施設である南秋川浄水場の能力から仮に事業者から水道水の供給を要求されても応じられない旨を意見書を通して伝えておりましたが、他に求める水(雨水や井戸水)だけでは必要量の確保が出来なかったということです。
村では、計画敷地内においてボーリング調査を行い、取水を試みるとの情報は得ていましたが、去る3月30日にボーリングの結果を入手することが出来ました。
その結果、焼却施設を稼働させるのに必要とする水量の確保が困難であることが判明し4月7日、坂本義次村長みずから事業者である比留間運送(株)本社に出向き、会長及び社長に面会し、事業の断念を求めてまいりました。その結果、上記のとおりとなりましたので急ぎお知らせいたします。
檜原村 産業環境課 生活環境係
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